【レポート】帝王切開に必要なケアを考えるvol.3 第3回講座
update 2025/10/26
帝王切開に必要なケアを考えるvol.3
第3回講座は、日本乳幼児精神保健学会理事 自然分娩推進協会幹事の北島博之先生による『赤ちゃんにとって良いお産とは?』をテーマに開催しました。
帝王切開出産の母親が母子とのリラックスした環境を求めていること、それには父親の役割が重要であること。
帝王切開においても可能な限り早期母子接触が重要であることが伝えられました。
◆受講者の感想(一部)+++++
・自然のオキシトシンが出た中で生まれた赤ちゃんは、あんなにも赤く元気なんだとびっくりしました。帰室してからは希望があれば当日から母乳育児は開始していますが、やはりカイザー中に母子にできるケアとしては不足しているなと感じます。
・残念ながら帝王切開出産は「幸せなお産」となる環境づくりに限界があるのが現状です。ですが、その不利な状況を知ったうえで、できることを可能な限りやることが大切だと改めて感じました。また、北島先生の「パパは母子がリラックスできるようにするのが役目」というお言葉に大変賛同します。
・「母のくつろぎがそのまま赤ちゃんのくつろぎにつながる」という言葉です。お産の場で“何かしてあげる”ことよりも、“母子が安心していられる環境を整えること”が大切だと気づきました。
・「カンガルーケアが必要!」ということは学生の頃から、また仕事をしていく上でもよく言われていることでした。今回の講義で研究結果から改めてなぜ必要なのか、カンガルーケアをした母児がどうなっていくのかを目で見て、もっとカンガルーケアを行っていく、パパにもカンガルーケアを行う必要があるとおもいました。
・今日北島先生の講義を聞きながら、直母の重要性を伝えたいと思いつつも、現代のいわゆるZ世代の、何事に対しても「できる範囲で行う、無理しない」といった向き合い方、また本人に無理に直母させない(昔ほど助産師も頻回直母を無理に言わなくなった)といった風潮のようなものが、もしかしたら出産・子どもが育っていく環境においても影響をかなり与えているのだろうなと考えながら聴講させていただきました。生まれる子どもの出産体験の捉え方を大切にすべきだという先生の視点に、病院の出産に慣れた自分が、助産院の出産に衝撃を受けたことを思い出し、はっとされるような気持ちになりました。
