【レポート】帝王切開に必要なケアを考えるvol.3 第4回講座
update 2025/11/02
帝王切開に必要なケアを考えるvol.3
第4回講座は、周産期のこころの医学講座講師 村上寛先生による『帝王切開に必要なメンタルケアを考える』をテーマに開催しました。
産後うつの基本的な理解、帝王切開を経験した女性特有の身体的痛みと社会的痛みを分けて考え評価することの重要性、支援者としての適切な関わり方について幅広くお話しいただきました。
◆受講者の感想(一部)+++++
・「困った時は過去を見る」という言葉が印象的で、先生の話を聞いて納得しました。生活歴、生活の様子や性格なども含めて、その人全体の背景を確認したうえで、判断することが大切だと感じました。CSがママの心の奥にしこりとしてあるかもしれないと言う視点を持って、妊娠中だけの情報ではなく、生育歴まで見れたらいいのですが、そこまで時間を取れないのも働いていると多々あるので、短い時間の中でもフォローが必要なのかどうかの判断や、スタッフ間との共有は大事だと感じました。
・帝王切開分娩とはいえ、メンタルヘルスの基本は同じであり、「型」をマスターして「変化球」に対応できるように、というメッセージが響きました。社会的痛みの理解は、CSのかたにとってとても重要。とくに緊急CSでは心の時が止まっていることがあるというところに深く共感しました。EPDSの解釈のコツや出産後の話の聴き方、など、実践的な内容も即、役立つと思いました。学生をもリスペクトされ、ケアする人への「自分も守る」というアドバイスに、村上先生のすばらしいお人柄をますます感じました。自身の使命も再認識でき、心が沸き立つ講義でした。
・現在働いている病院では精神科医がいるため、精神疾患で内服中の方や精神疾患の既往の方は一度精神科医に診察していただきたいています。しかし産後に精神科医と連携する事例は少ないというかほぼないです。助産師として産後は市町村と連携はしますが、フレッシュな目線を持って、精神科医との連携も必要だと思いました。
