EVENT LIST

終了しました

2023年07月17日(月)

語りの場

7/17開催:緊急集会 お産の在り方を生々しく語る会

 

お産、あれはなんだったのだろう。
セックスの先に、あるいは産科医療の手助けの先に宿った受精卵の細胞分裂。
分裂は続々と、容赦なく、私を内側から変えていった。

 

私の心は、冷静でいられず、泣いたり怒ったり感情に揺れた。
揺れて揺れて、やがて、赤ん坊が生まれてくると、
私はその小さな額にキスをして、抱いて揺れ続けた。
痛みや愛しさ焦りや嬉しさや悔しさや湧いてくる感情を、
どこにどうしていいかわからずに、ただただ小さな手を握っていた。

 

お産は、生理だ。
性の営みだ。
でも、医療の中で管理されているうちに、どうしていいのかわからなくなり、
考えなくなり、安心していないのに、信頼していないのに、
身を任せるしかなかった。自信は無い。

 

一方で、
自分で選んで自分で決めて、
伴走者にいてもらい、
自分で産んだ実感を得たときには、底知れぬエネルギーが溢れて、世界一幸せな気分。
そして世界平和を実現したくなる。

 

お産は、そのプロセスによって女の見える世界が変わってくる。
だとしたら、この先の産むかもしれない人たちに、何を語り継ごうか。
考えてみよう。

 

出産において、その女性と赤ちゃんのいのちが、どれほど尊重されているのか
そこに、人権はあるのか
そこに、愛はあるのか
そこに、親になる力、持続可能にしていくケアがあるのか

 

女たちの心から、お産を問うてみよう。
(齋藤麻紀子)

 

 

お産の光と闇、希望と絶望、喜びと悲しみ。
とにかくお産の奥底にある生々しさを開けっ広げに語る会をします。

 

【日時】2023年7月17日 (月・祝) 11:00-13:00
【場所】スペース七番 スペース3 https://www.kissa7ban.com/access.html
【参加費】2,000円(税込)

 

【ファシリテーター】齋藤麻紀子(NPO法人Umiのいえ代表)
【主催】レキップフェミニン. 大竹かおり