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【レポート】2020/2/24:愛と命のお話会 from Paris 〜大人の性のお話会〜

update 2020/02/26

2020.02.24
『愛と命のお話会 from Paris 〜大人の性のお話会〜』を開催しました。

 

章鼓さんのお話から、本日参加してくださった方それぞれの受け取り方があると思うので、企画者としての所感を。

 

自分の性に向き合うかどうかは、性と生殖が健全に結びついている方、反対にネガティブな経験、苦痛であったり傷ついてきたりトラウマであったりする方、それぞれの今までの経験や環境で受け取り方は違うと思っている。

 

日本の性におけるイメージとして言われている恥ずかしい、触れてはいけないという以前に、自分の性に向き合うことができるかできないか、といった気持ちがあると思っている。

 

そして、こういう場に来てくださる方の性に対する経験は、その人がどこまで自己開示するかによって知る由もなく、よかれと思って発した言葉が、よい方向へ向くこともあれば、実は居心地の悪さを感じさせたりもする。

 

記号化された情報をいろいろと見てきたなかで、ネガティブな経験をした人の心の傷に寄り添うような発信、また、自分の感覚にフィットする発信に巡り会うことが今までなくて、このテーマの企画は実は封印していました。

 

今回の場を創ってくださったのは、昨年7月の『日本に出産ドゥーラを広めるには』で初めてご一緒させていただいたドゥーラシップジャパンの木村章鼓さん、そして今回のお話会を紹介してくださったのは同じくドゥーラシップジャパンのメンバーである薬師寺麻利子さん。

 

このお二方の出産ドゥーラとしての活動、日本のみならず世界の多くの女性と向きあい、寄り添い、伴奏してきたご経験。
このお二人だったら大丈夫。そんな直感と信頼からの企画でした。

 

結果、自分がとらわれていた固定概念がほぐれた、そんな時間でした。
章鼓さん、来てくださったかた、そして自分の身体から許可を受けた、そんな感覚でした。

 

章鼓さん、安心安全な場を作ってくださりありがとうございました。