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9/8(日)開催:ボウサイノチエを語る会

update 2019/09/23

9/8(日)のかたりばそれいゆは、「ボウサイノチエを語る会」

 

場作り人の明石雅世さんと防災の知恵についてアップデートすることができました!

 

まずは、防災食から。
今回は、チキンラーメンの袋の中で作れるかの実験。
ラーメンの袋の中に水を麺の高さの半分くらいまで入れて、麺を水平にした状態でしばらく置いておく。
お湯ではなく水でも10分くらいで食べられる硬さになります。

カップラーメンのカップで作るよりも早くできるのは、底の凹みが水の浸透を弱めているのではないか?という仮説。お湯を使って必要な分量を入れて作るには意味があるんだろうが、災害時のように水が貴重なときは、水分量を抑えて作るかが大事になってくる。ポリ袋、必要。

ただ、麺の塩分が強く、汁がなく麺だけ食べていてもだんだん飽きてきて、野菜が食べたくなってきました。
災害時には、こんな生活がしばらく続くのかも知れないんだよな、と思いながら、小さな子どもの災害時の食生活について考えてしまいます。

 

今回のメインテーマは、災害時のあかちゃんの栄養(母乳、粉ミルク、液体ミルク)。
それぞれの手段を使って赤ちゃんに栄養を与えているお母さんに対する災害時のアセスメント、それぞれのメリットを事前に伝えるにはどのような促しをすればよいか?それぞれの育て方を選んだお母さん同士を分断させないようにするには?などといったことを語っていました。

 

母乳・粉ミルク・液体ミルクにこだわらない知恵を身に付けることも大切だよね、という話もしていました。むしろ、想定外の環境においてはこちらの知恵のほうが大切かも、と思ったりもします。

・赤ちゃんでも紙コップから飲むことができること。
・湯冷ましと砂糖があれば、砂糖水で一時しのぎができること(コップ1杯(約200ml)の湯冷ましに砂糖大さじ1杯を溶かして飲ませる)

 

赤ちゃんとお母さんに対する個別のニーズにあった支援ができるような知恵や寄り添いができるといいな、と改めて感じた時間でした。

 

みなさん、これからもボウサイについて一緒に知恵を出し合いましょう〜!

(*)出典
http://jsnhd.or.jp/general/