【レポート】第4期きくちさかえお産学講座 第2回「ジェンダーとセクシャリティ」
update 2024/04/20
第4期お産学講座
第2回のテーマは「ジェンダーとセクシャリティ」でした。
社会的・文化的に作られる性役割=ジェンダーと、人間の性の在り方全般=セクシャリティが、出産環境とどのような関係があり、どのような影響をもたらしているか?
家族の多様性と医療ビジネスの関係性、それによる代理出産などが女性の身体の労働化とされていないか?
子どもを産む・産まない・産めない、子どもを持つ・持たないの分類とセクシャリティの概念が掛け合わされたとき、未来の出産環境の在り方はどう解釈していくことが望ましいのか?
時代とともに変わっていくジェンダーとセクシャリティの定義、それらの概念を作っていくのは、メディアであり、社会であり、子どもたちの身近な存在であるわたしたち大人たち。
わたしたちがどのような出産環境の土台の上に立ってお産を経験したか、そして子どもたちへ土台をどのように構築し、残していくか。
子どもたちに問われる立場として改めて考える時間となりました。